こんにちは!ライフイベントを着実に叶えるワーママ、k-sho mamaです!
晴れて結婚して新婚生活も軌道に乗ってきたこの頃。
そろそろ家族計画について考えている方も多いのかもしれません。
出産後について想像してみたり、ネットで検索してみたり、先輩に話を聞いてみたりできますね。

今回は、妊娠中に起こり得ることについて私の体験談を交えていくつかお伝えしたいと思います。
私が妊娠する前は、妊娠中のことについて何も知らずにいました。
いざ妊娠してみると色々なことが起こり、「もっと早くから知っておきたかった」と思ったのでこの記事を書いてみました。
こちらに書いてあることは、一部の人に起こることですので、
「こんなこともあり得るんだな~へぇ~」
くらいの気分で恐がらずに最後までお読みいただけたら幸いです!
目次
1.そもそも「出産」までの道のりが長い場合もある
「出産」までの道程が長い、とはどういうことかと言いますと、なかなか妊娠しない場合があるということです。
検査技師のあなたなら胚培養士などの仕事から体外受精や不妊についてご存知のことでしょう。
ぜひ、まずはご夫婦でどこまでの治療なら行うか、おおまかにでいいので決めておくといいでしょう。
まずは投薬などが必要ないタイミング法からスタートでしょうか。
臨床検査技師の仕事は夜勤があったり、以外と重労働だったりするので、計画的に妊活を進める必要があります。
パートナーと予定を合わせて効率よく進めていきましょう。
タイミング法でなかなか妊娠しない・・・という場合は、早めに婦人科を受診してみましょう。
不妊の原因は女性側の場合も男性側の場合もあり、半々と言われています。
ですので、パートナーにも積極的に受診をしてもらいましょう。
婦人科へ行くと、様々な検査や治療の選択肢が用意されています。
ですが、多くの場合は保険適用外なので高額になります。
婦人科を受診する前までには、先で申し上げた「どこまでの治療なら行うか」について一度話し合ってみましょうね。
最近は自治体によって不妊治療の補助金が助成されたり、一部の不妊治療の保険適用化が進んできています。
ですので、以前よりは出費が少なく済む場合もありますが、友人の話を聞くと、
「不妊治療をしているから仕事を辞められない」と言っている人もいるほどです。
日本は少子化、ぜひ子どもを生みやすく・育てやすい環境になって欲しいですよね。
自分が妊娠・出産についてどうしたいか考える時間を作ってみる!
2.前途多難?な妊娠生活(つわり)
妊娠した?!というタイミングから始まる人もいる「つわり」。
つわりの多くは妊娠初期から始まります。
一方で、職場や周りの人に妊娠したことを公にするタイミングは安定期のことが多いです。
つまり、つわりで苦しい時期にはまだ妊娠を公にすることができないことにより
周りの人に頼ることができず、さらにつらい状況になってしまうこともあるのです。
私の場合はというと・・・
第一子の時は第6週ごろからすでにつわりがはじまり、寝込んでいました。
食べられるものは酸辣湯とバタースコーンのみ。
酸辣湯を自作してそこにさらにお酢を回しかけるという異常っぷりでした。
第一子ということもあり、慎重になっていた私は両親にも友人にも誰にも妊娠を告げずにできる限り家にこもっていました。
しかし、一方で第二子を妊娠したときは心持ちが変わっていて、妊娠がわかるやいなや妊婦マークをつけていました。
なぜでしょう?
それは、第一子の育児が大変すぎてつわりやその他の妊娠トラブルを1人で乗り越えられないと割り切ることができたから、です。
すでに一度妊娠生活を送っていた私は、早かれ遅かれ周りの人に妊娠していることを言うんだし、早くてもOK!という境地に至っていました。
ですので、妊娠報告は安定期まで待つ!!という慣習に捕らわれず、ご自身の体調と相談して必要であれば早めに公表することも考えてみてくださいね。
3.楽しくアクティブな妊娠生活はいずこ・・・
こちらで扱うのは、妊娠が成立してから胎児や母体の状態が不安定になる場合です。
これは本当に色々なパターンがありますが、例えば切迫早産や妊娠糖尿病などがメジャーでしょうか。
実は私も切迫早産で妊娠間もない頃から自宅安静を指示され、妊娠7ヶ月頃から子供が生まれるまで入院していました。
つまり、産休に入るよりももっと前から急に身動きが取れなくなる(トイレ以外はずっと横になっている、外出は検診のみ)ということがるということがあるのです。
職場でも先輩がある日突然切迫早産で入院し、半年以上席をあけていたということもありました。
本人も望んでいないことだったと思うので、そこは理解してあげたいですし、あなたがもしこんな状態になっても決して自分を責めずに、人生の休暇を与えられたと思ってひたすら寝ていてください!
ちなみに切迫早産での入院生活はというと・・・毎日NST(ノンストレステスト)をして、リトドリンという通称「張り止め」を点滴する毎日です。
ちなみにリトドリンは動機やめまいなどの副作用が強く、用量を増やしてはずっと横になっているのに心臓だけバクバク、まるで猛ダッシュしたあとのような感覚を味わっていました。
結局私はリトドリンは最大容量となり、入院当初はベッドの上に座って本を読んだりパソコンで仕事をしていましたが、座ることもお腹に負担がかかると言うことで、ベッドをフルフラットにして天井を眺めていました・・・。
助産師さんには「一秒一秒お腹の中で赤ちゃんは育っているから、あなたが安静にしていることが一番大事なしごとなのよ」と励まされ、
ひたすら湯たんぽを抱いて寝ていました笑。
その甲斐あって、次男はギリギリ正産期に何事もなかったかのように元気に生まれてきてくれました!
4.軽い気持ちで受けたのに?!遺伝子検査
妊娠の経過的には話が前後してしまうのですが・・・
こちらも検査技師のあなたなら聞いたことがある言葉がたくさんあると思います。
21トリソミー、AFP、クアトロ検査・・・
そうです、出生前診断です。
こちらは妊娠初期に洋水中の胎児のDNAを増幅して遺伝子異常がないかを調べる検査です。
この検査は任意ですので、受けなくてもいいのですが、もしこの先も働きたいと思っていらっしゃるのであれば、私は検査を受けることをお勧めします。
というのも、胎児に重い遺伝子疾患があることが妊娠中にわかっていればあらかじめ産後の生活について計画を立てやすいからです。
実は、私はクアトロ検査でひっかかった経験があります。
クアトロ検査は定性検査ではなく、疾患がある確率がカットオフ値を超えるか否かでスクリーンポジティブ・スクリーンネガティブかが判定されます。
急に産院から電話がきて、
「クアトロ検査についてお話があるので今日来れますか?」と。
電話では検査結果を知らせることができないからです。
もちろんこんな電話がくるということは何らかの問題があることはすぐにわかり、
「どの疾患だろう、どれくらいの確率なんだろう・・・」
とても不安で焦りました。
結局21トリソミーの確率が1/190程度でおそらく大丈夫かなと思いましたが、念の為、羊水検査で確認することにしました。
羊水検査をできる週数は決まっているので、瞬時の意思決定が求められました。
羊水検査は21トリソミーであるかを確定できるので結果を聞きに行く時は全身が震え、結果が陰性であることを聞いたら涙が出てきました。
教科書ではこの周辺について勉強していましたが、こんなに重いことだったとは。
母親としての階段も登りましたが、検査技師としても成長した気がした瞬間でした。
と、長々と私の話をしてしまいましたが、
家族計画について考えると、産後の子育てにフォーカスしてしまいがちですが、
実は産前にも色々超えるべき山があります。
何事もゆるっとでいいので、夫婦で話をすり合わせておくことが必要です。
仕事で忙しいでしょうが、ぜひ時間を作って話し合ってみてくださいね。
コーチングに興味がある方、ぜひこちらの記事もお読みくださいね!


